士業の事務所のHPには、ブログの記事を定期的に投稿することが重要な要素になります。
読者の「ため」になるような記事を投稿し続けることで、記事が検索エンジンのシステムから高い評価を受けて、事務所のHPが検索サイトの上位に表示されやすくなります。検索サイトの上位に表示されるようになれば、事務所のHPへのアクセスや問い合わせ件数が増えるので、顧客の獲得に大いに役立つという仕組みです。
検索サイトに評価されるためには、良質な記事の数をできるだけ増やすことも大切です。短期間に多くの記事を投稿するのは至難の業なので、定期的に投稿することになります。
そのため、ブログは長期間継続することが重要です。張り切ってブログを書いてから全然更新していない、ということがないように、一週間に一度など、日にちを決めて取り組むのがコツです。
効果的な集客のために、ブログの記事を定期的に投稿すべきことがわかりました。
次の課題は、ブログにどんなことを書けばいいのか、ということです。
何を書けばいいのかわからずに、休日にどこへ行った、家族と何をした、などの日記を書いてしまう場合が多くなっています。一方、読者の立場に立ってみると、時間をかけて士業のHPを回覧しているのに、士業との関連性が薄い日記を読むことにはメリットがありません。
読者の満足度を高めて集客に役立てるためには、読者の役に立つような記事を投稿することが重要です。士業のHPにおいて、読者の役に立つ記事を提供するための最適な方法は、業務に関連する情報を盛り込むことです。
例えば、交通事故の案件を多く取り扱う弁護士であれば、事故に遭った時にどうすればいいのか、を法的な観点から記述するなどです。また、直近のニュースを取り上げることも1つの方法です。
自分の業務に関連する記事であれば、無理なく書き続けることができます。
加えて、専門的な知識をわかりやすく提供することで、読者の満足度を高めることもできます。
読者の役に立つ記事を提供しようと思うと、ブログの文字数はどうしても長くなりがちです。
特に、豊かな専門知識を有する士業の場合は、難しい専門的な内容の記事をいくらでも書くことができます。
一方、ブログの読者の立場から考えてみると、専門的な内容について、5000文字などの長い記事を読むことは、非常に難易度の高い作業になります。一般の方々が難しい内容の記事を長時間もかけて読むことはあまりなく、読んだとしても、専門的な分野であることから理解するところまで到達する方は少ないかもしれません。記事が長過ぎる場合、基本的には最後 まで読み切ることなく、途中で投げ出してしまう読者が多いと捉えましょう。
読者の役に立つ、という観点からは、まずは最後まできちんと読んでもらうことが重要です。
そのためには、ブログの記事1つにつき、1000～1500文字程度の分量が最適です。
また、専門的な知識のない初心者が読んでも、内容をきちんと理解できることも大切です。できるだけ専門用語を使わずに、わかりやすい言葉で書くのがコツです。
士業のHPにおけるブログの重要性と、書き方のコツをご紹介しました。
HPによって効果的な集客を達成するためには、ブログの記事を定期的に投稿して、HPの検索順位を上げることが重要です。
読者や検索エンジンに評価されるような記事を長く書き続けるコツは、自分の業務に関連する情報を、初心者にもわかりやすい言葉で書くことです。
読者が無理をせずに記事を読み終えることができる文字数としては、1000～1500文字程度の分量が目安になります。
ブログを更新することで、ファンを勝ち取ることができれば、新しい仕事の依頼に繋がっていくでしょう。
事務所HPを集客ツールとして、積極的に活かしていきましょう！！
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代表取締役・公認会計士 白井佑弥
