具体的なSEO対策を始める前に、まずはHP作成の目的を明確にしておく必要があります。目的は多くの場合で集客ですが、さらにその先、いつまでにどのような成果を上げたいか、目標を具体的に設定してください。
また、HPに訪問してほしいターゲットを絞っておくことも重要です。扱うトピックや文言・文体に至るまで設定したターゲットを軸に構成することで、より集客力の高いHPになります。また、同一業種でさらに特定分野に特化したHPを作成するのも有効な手法です。
それではここから、これらを前提とした具体的なSEO対策のポイントを3つご紹介しましょう。
簡単にできるSEO対策としてまず考えられるのは、HPの各ページごとにキーワードを設定することです。選定にあたっては、前述の目的・目標、ターゲットに即したキーワードを選ぶ必要があります。キーワードの選定にはGoogleから提供されている「キーワードプランナー」を利用すると良いでしょう。
Google Adwords サービス「キーワードプランナー」
士業のターゲット顧客の特徴として、ターゲット顧客と地理的に近い士業を検索することが想定されます。したがって、士業に特化したSEOキーワードとしては、メインとなる「弁護士」「税理士」「行政書士」などの業態を表す言葉に加えて、事務所で対応可能な地域名を選ぶことが得策です。また、たとえば弁護士であれば、「相続」「交通事故」「企業法務」といった得意分野をキーワードに含めるのも有効な方法です。
基本は、「士業種」「地域」「分野」を選定しましょう!
HPへの集客を図るためには、コンテンツに選定したキーワードをタイトルやスニペット(※1)、テキスト(文章)に適切に挿入する必要があります。このとき覚えておきたいのは、タイトルを32文字以内、スニペットを120文字程度にすることです。スニペットはPCでは約320文字表示できますが、スマートフォンのユーザーを考慮して120文字を目安にすることをおすすめします(※2)。長すぎると途中で切れてしまうので注意してください。メインキーワードと一緒に検索されることが多い関連キーワードを使うのもお忘れなく。
また、HPは作成してそれで終わりではなく、古くなった情報を逐次更新し続けることが大切です。掲載されている内容を最新の状態に保つことは、SEO対策をいっそう効果的にするだけでなく、「誠実さ」や「信頼感」といった士業になくてはならないイメージを醸成することにもつながります。
コンテンツ内のテキスト、文字数、更新頻度を意識しましょう!
※1 Googleやyahooの検索結果でタイトルの下に表示されるWebページの説明のこと。メタディスクリプションとも呼ばれます。
※2 より詳細な情報はこちら
士業には従来から業務量に波があり、継続的な案件よりもスポット案件が中心となるケースが少なくありません。そのため、業務の安定化には顧客を継続的に獲得する必要があります。SEO対策としては、サイトマップを用いてHPの構成を明示したり、目的のページに移動しやすいようリンクを設置するといった、ユーザビリティの向上が考えられます。
また、リピーターの獲得には、HPがユーザーにとって利用価値の高いものである必要があります。用語解説や担当した案件の具体的な事例など、ユーザーが必要とする情報は網羅的に掲載しておくと良いでしょう。ただし、情報を整理してページの構成が複雑にならないように留意してください。
ユーザー目線を意識しましょう!
今回は、士業のHPにおいて簡単かつ効果的に実践できるSEO対策のポイントを3つご紹介しました。士業の集客にとって、WEB集客は欠かせません。
自社内での対応も検討すべきですが、もちろん時間や費用を考慮するとWeb制作会社に依頼したほうが良い場合があります。また、SEO対策は、実施後その効果が現れるまでにおおよそ1カ月くらいかかることを覚えておいてください。十分なSEO対策を実施して顧客獲得を目指しましょう。
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