士業の受注経路としては、一般的に以下が挙げられます。
1. 本の出版、各種セミナーへの参加
2. 集客支援サイトの利用
3. HPによる集客
4. 顧客からの紹介
5. 他士業からの紹介
6. メインバンクからの紹介 など
その中で、中小企業の弁護士ニーズ全国調査報告書によると、弁護士の顧問契約のきっかけとして最も多く回答が寄せられたのが、『取引先や友人・知人からの紹介』で45.2%、『顧問弁護士が友人・知人』が35.6%と紹介によって受注実績をあげているという結果が得られました。
こうしたコネクションを得るには、在籍中から独立に向けて各種セミナーや交流会などに参加し、取引先に顔を広めておくといった地道な努力の賜物ともいえる努力の積み重ねが必要になります。
さらに、順を追ってご紹介しますが、隣接する士業の中でのコネクションづくりも重要になってきます。
あまり関係のないように思える隣接士業であっても、業務範囲が明確に定められている以上、他士業との連携は必然となってきます。顧問契約を有する隣接士業から業務範囲外の案件を紹介してもらうといった、ポイントを抑えた営業法で受注は圧倒的に増えていくでしょう。
まず、一番大きなメリットとして、士業からの紹介案件はクライアントとの信頼関係を構築しやすいことが挙げられます。また、HPでの受注や飛込営業といった非効率なアポイントをとる必要がないというメリットがあります。さらに、士業の友人・知人と顧問契約しているという面でも安心感もあり、クライアントの質が一定程度担保されています。そのため、士業から紹介を受けることで、質の高い顧客と高い受注率で案件を獲得できるという、メリットが期待できるでしょう。
士業から紹介を受けるには、まず、士業内だけではなく他士業の仲間を見つけることが必要です。そのために、セミナーや勉強会に積極的に参加する方法が挙げられます。最近では、インターネット上で注目を集めているイベント企画会社による異業種交流会など、独立後の人脈を広げる目的としたフランクにス参加できるパーティスタイルのような、アットホームな雰囲気の交流会が多く企画されています。今まで得ることのできなかった横繋がり(士業連携)を確保し、これをきっかけに仕事の受注につなげたという声もあがっています。
こうした士業交流会・勉強会・各種セミナーへの参加は、これから士業として開業・独立するにあたり必須の営業シーンとして活用していきたいですね。
10年の間に士業者数が増加したことにより、競争が激しくなってきた士業業界。
その中で、士業からの案件紹介は質の高い顧客と高い受注率で案件を獲得できる重要な案件獲得手段といえます。
柔軟な姿勢で他士業と積極的にコンタクトを取ることこそ、案件紹介を得るコツなのかもしれません。
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また、株式会社SAMRUISEは、50名規模の士業限定交流会を2ヶ月に一度開催しております。こちらも是非ご利用ください!!